キャラクターの作り方
2000/10/28
−はじめに−
もはや全く「マジメなもの」を書く気配の無い この「コラム」ですが、今回も「お絵描き」に関する話題。
今回は、私が誇る「キャラクター」達の「作り方」についてイロイロと書いてみます。
本当に多いです。私の「キャラ」。ま、ほとんどが「
ヴァイス
」のキャラなんですが、
アレは小学3年の時から描いているモノだし、大量のザコモンスターも含めた数ですんで…ι
それにしても こんなに沢山どうやって作っているのでしょう?
では、その手順(というか やり方)を説明します。
・「芯」を作る
いわゆる「初期設定」。
どんなキャラといえども、先ずはコレから始まります。どんなテキトーなデザインでもいいです。
とりあえずココが出来ないとしょうがありません。この「芯」にイロイロ手を加えるのが私のやり方なんで。
…でも、実は ココが一番の難関だったり(^^;)
・強調する
「芯」の時点で どこか一部分でも特徴のあるキャラは、その部分をトコトン目立たせます。
すると それがそのキャラの「個性」になるわけですね。
(例:「
LAST HAZARD
」より 「ティオシー」)
ティオシーは「芯」の時点ではこうでした。
⇒
髪、耳、アーマーなどが強調された。
・リテイク
「芯」の時点では特徴が無い、もしくは 足りない という場合、芯に「肉付け」を行います。
これによってキャラに「特徴」をつけるわけです。
(例:「
ANGEL GEAR
」より 「SACREMENT」)
初期設定ではポニーテールでした。
⇒
おさげ&ベレー帽タイプにリテイク。
「子供っぽさ」が より強調された。
・アレンジ
「芯」の時点で既にある特徴を さらに強調する場合。
また、版権モノや他人の絵を 文字通り自分なりにアレンジするときも「特徴の強調」をします。
(例:「ANOTHER STORY OF VAIS」より 「アーリン」)
私の兄が10年以上前に描いたキャラ。
⇒
「アーリン」俺式。
マントを脱ぎ捨てたシーン。
・他に注意する事
キャラを作る上で他に気を付けなければならないコトは、「カブらせない」ってコトでしょうか。
似たキャラが他にいる時点で、そのキャラの「個性」が薄れますから。
−あとがき−
以上をまとめますと、「キャラには とにかく
クセ
をつけよう」ってことですね。
なんのクセもないキャラでは 印象が薄いでしょ?
…こういうコンセプトで作ってるから 私のキャラは みんな「
濃い
」んですね(^^;)
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