ヤヒくんお絵かき講座
2000/4/17

-はじめに-
 ほんとはこの「コラム」のコーナー、もっと堅苦しい事も書くつもりだったんですが嫌われそうなんで先送り。
以下に書く「お絵かき講座」は「講座」というより、ただ単に私の絵の描き方を紹介しただけのものです。
したがって これから絵を描き始めよう という人にとって何の参考にも成らないことを宣言しておきます。

〜STEP1〜 さあ、絵を描こう!
 お絵かき講座なので、とりあえずは絵を描こうと思わなければ話にならぬは自明の理。
何事にも準備は不可欠。絵を描くに当たって、まずは現実逃避しましょう
生半可は駄目です。のっぴきらぬまでにトコトン現実から目を逸らすこと。でなければ話にもならぬ。
実際 俺、嫌な事があった日の方が絵の調子がいいし。( ̄_ ̄)

〜STEP2〜 何を描くか!?
 やはり自分の好きなものを描くのが吉。いやいや描いてもマトモな絵が描けるべくもなし。
何でもいいです。ギャルだろうとロリだろうとヤロウだろうと。思い入れが強いほどクオリティアップは当然。
最終的に自分で描いた絵に萌えるくらいになれば合格。(何様!?)
ちなみに私はアメコミとかのカッコイイ絵が大好きです。でも面倒くさいので(ベタとかカケアミとか)
描きやすいギャル絵のほうを比較的よく描きます。
よく誤解されます。

〜STEP3〜 さあ、描くぞ!!
 
お遊びはここまで。(遊んでたんかい!?)いよいよ本番です。
 まずは下描き。紙は500枚で200円くらいの ただのコピー紙
その時々によりますが、私のラフ画はスゴイです。はっきり言って真っ黒
どの線が主線なのか解らないくらいです。でもラフが激しければ激しいほど完成した絵がハイクオリティ
なのもまた否めない事実。

〜STEP4〜 ペン入れ…か!?
 
お次はペン入れ。先ほどのラフ画をトレースもせずにそのまま しかもただのボールペンでペン入れ。
(プロの人に聞かれたら殴られそι)理由は面倒くさいからです。
そして消しゴムを掛けます。この時、気がはやると乾いてないインクを消しゴムで引き伸ばしてしまったり
しますが、たいてい顔面とか一番伸びてはいけない所が被害にあいます。何でだ。

〜STEP5〜 彩色は慎重に、が世の常
 私の彩色はコピックというアナログ画材であります。
昔はCG彩色もやってたんですが、実際 コピック彩色というものはCGに劣ってないと思うし、
面倒くさいからです。(またか)
 彩色というものは運命の分かれ道。「塗ればなんとかなる」か、「塗って台無し」か。
しかも私はアナログ彩色。CGと違って失敗は許されません。と、いうわけでコピッカーにとっては
原画のコピー」は必要不可欠です。普通は
私はやりません。やりませんとも。面倒くさいから。一発勝負!男だぜ。(マジか!?)

〜STEP6〜 仕上げ
 
塗ってしまえばあとは仕上げをするだけです。
なにをするのかって?決まってるじゃないですか。見せて回るんですよ、ダンナ。
さらにその後で自分でももう一度よく見直します。すると その絵を客観的にみることが出来、
悪いところとかも全部わかりますよ。

〜あとがき〜
 いかがですか?いい加減でしょ?それでも絵描きの端くれか?コイツ。でもホントにこんなモン。
要するに技術 云々よりも、いかに楽しんで描くか の方が重要だと私は言いたいのです。

-おまけ- 絵が上達したい人へのアドバイス
 ツボにハマる絵が見たい→でもそうそうあるわけでもない→なければ自分で描けばいい→描けないなら描けるようになればいい
これが私が絵を描くようになった理論。逆にいえば上手い絵を見ることが絵の上達につながると言えます。
 何事も模倣は大事でして、それは絵にも言えることです。上手いと思った作家さんがいれば兎に角模倣しましょう。
実際 私の絵はパクリだらけです。いろんな作家さんの絵を吸収しています。(最近はこ○パじみてますが…ι)
 しかし、いろいろなものをパクってパクってパクリたおせば 終いにはそれはパクリではなくなります。本当です。
最初は自分に見合ったレベルの模倣から始め、次第にハイレベルな作家さんの模倣に移行するのがオススメです。
 ちなみに私が最初に模倣したのは た(以下 自主規制)。
まずは私の絵を模倣してみるのもどうでしょう。既に沢山の作家さんの絵を吸収済みなので、パクれる部分も結構多いんではないかと。
「話にもなんねーや」と思うのでしたら仕方ありませんけども。

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