もうただの「お絵描き講座」になっているこのコーナーですがもうソレでイイや。
最近僕が多用している↑のような効果(●が次第に小さくなるようなグラデーション)ですが、
こういうCGをたまに見かけるので自分でもやってみたい!とずっと思っていたのです。
しかし、いくら調べても作成ツールの類も無ければ作成指南も無い。
なので色々試行錯誤しながら自分で作り方を研究しました。
やり方がワカらない、という人のために 僕が「指南」を記しておきます。
作成ツールはフォトショップですよ。
1・先ずアレはナニか
あの「次第に●が小さくなっていくグラデ」の正体は、フォトショップで云うところの
「フィルタ>ピクセレート>カラーハーフトーン」です。普通は↓こういう効果に使う為のもの。
よく見るとワカるんですが、この効果は絵を4色の●で構成されたトーンに変換して合成するというもの。
そして効果を掛ける時にそれぞれのカラーの角度を入力できるので、その全ての角度を「0」と入力すれば
全てのカラートーンが重なった状態になります。
2・グラデに使ってみる
じゃあコレがモノクロの画像だったらどうなるか。
↓のようなグラデーションの画像を用意します。白と黒は同じレイヤーです。
これにさっきの「カラーハーフトーン」を加えると↓のようになります。
●の大きさやレベル補正は適宜調節して下さい。
これをレイヤー効果の「比較(明)」などで合成すればいいワケなんですが、ちょっと待て
この角度はカッコ悪い、ナナメにグラデを掛けるにはどうすればイイんだ!?
ココで出てくるのが先ほどの「角度入力」です。
全てのカラーの角度が同じならイイので、全部「30」(数値は適当)と入力してやれば↓こうなります。
実は僕自身、コレに気付くまで「一回グラデの画像を30度寝かせてからフィルタを掛け、30度立て直す」
という二度手間をやっていました。そう、この「コラム」を書くまで(えー)
3・応用編
ちなみにこの効果、元となる「グラデ」の画像そのものに角度が付いていた場合、
また違った効果が得られます。 そう、↑で言っていた事のように(笑)
↓
この効果もまた使い勝手がいいですね。
−あとがき−
まあ、「そんなモン知ってるわ!」という人にとってはどうでも良かったでしょうけど、僕自身、
「こんな効果が描きたい!」と思ったときに 適正な回答を検索できなかったので 需要は有ると思います。
またこうして文字に出力する事で僕自身にも発見する事がありますしね。
・・・そうか・・・「角度」を統一すればイイ話だったんだ・・・orz